日常で揺れる気持ちを綴るブログ。

  • 犬山アウトドアベースキャンプ場/フリーサイトとオートサイトの違い

    愛知県にある「犬山アウトドアベースキャンプ場」。

    自然に囲まれた雰囲気が魅力のキャンプ場で、フリーサイトとオートサイトのどちらも利用できる。

    まず利用したのはフリーサイト。
    ここは車の横付けができないサイトになっていて、駐車場に車を停めてから荷物を運ぶスタイル。

    早めに行けば受付すぐの駐車場に停めることができるけれど、タイミングが悪いと少し離れた場所から運ぶことになる。

    普段は車を横付けできるサイトを利用することが多い私にとって、荷物を運ぶのは少し大変だった。
    階段はないものの、きれいに整備された道というわけではなく、場所によっては足元が傾いているところもある。

    慣れている人なら問題ないと思うけれど、荷物が多い人は少し覚悟しておいた方がいいかもしれない。

    ただ、その分フリーサイトは自然に囲まれていて、すぐそばには小さな川も流れている。
    自然の中でキャンプをしたい人には、かなり満足度の高いサイトだと思う。

    お気に入りの場所を取りたい場合は、早めの到着がおすすめ。

    炊事場や炭捨て場も近くにあり、設備も便利。
    ポットや電子レンジも置いてあったはずで、キャンプ初心者にも優しい環境だと感じた。

    一方、オートサイトは車の横付けができる区画サイト。
    柵で囲まれていて、それぞれのスペースがしっかり分かれているのでプライベート感がある。

    自然に囲まれたワイルドな雰囲気というよりは、安心して過ごせる整ったキャンプスペースという印象。

    「キャンプって虫が多そう」
    「隣の人と距離が近そう」

    そんなイメージを持っている人には、むしろこのオートサイトはかなり向いていると思う。
    BBQ感覚で気軽に楽しめるサイト。

    ただ、オートサイトからトイレは少し距離がある。
    とはいえ、夜に少し歩くと目も覚めるので、それもキャンプらしい時間だった。

    区画に車を入れるときは、道がやや狭くて少し難しかったのも正直なところ。

    この日は、キャンプにあまり行ったことがない人と一緒に来ていた。

    自分の好きなことを誰かに共有するのが、私は好き。
    その人が同じように楽しんでくれたり、「いいね」と共感してくれると、ちょっとした達成感がある。

    キャンプを警戒している人の中には、
    「片づけが大変そう」
    「体が痛くなりそう」
    そんなイメージを持っている人も多いみたい。

    この日一緒に来た人もそうだった。

    普段は薄いマットと寝袋で寝ているけれど、この日をきっかけにエアマットを導入。
    当たり前かもしれないけれど、かなり寝やすい。
    若干のゴツゴツが当たり前だった私は、感動レベルだった。

    あとは枕。
    寝床を少し整えるだけで、次の日の疲れもかなり軽減されるらしい。

    次の日の片付けは、かなり頑張って動きました。笑

    テントなどの撤収作業は、一緒にのんびり。
    8割きれいになればOK、収納できればOK。

    細かいところは家に帰ってからやる。
    そう割り切って手伝ってもらうと、負担も少なく最後まで楽しく片付けができた。

    そんな時間も含めて、思い出に残るキャンプになった。

  • マンジャロ4日目〜7日目|不安と変化のきろく

    マンジャロ4日目〜7日目の記録。

    少しずつ体も慣れてきたのか、食欲や体調の変化だけじゃなくて、気持ちの波も感じるようになってきた。

    【4日目】
    プロテインを飲み忘れてしまい、代わりにカカオ86%のチョコを2粒。
    ご飯を食べると急激に眠くなる感覚があったので、食事前にもチョコを1粒。

    お昼はクッキーをもらって、ご飯+クッキー2枚でだいたい900kcalくらい。
    夜は豆腐・納豆・キムチにお肉を1枚。

    気持ち悪さや「食べられない」という感じは特になく、正直「効果弱いのかな?」と少し不安にもなる。
    でも、その分ダイエットへの意識はかなり上がっていて、日常の中でできることを少しずつ意識するように。

    歩くときに足に力を入れたり、階段で使う筋肉を考えたり、立っているときにお腹に力を入れたり。
    小さなことだけど、積み重ねていきたい。

    【5日目】
    体重が変わらず、かなり不安になる日。
    「効いてないのかも」という焦りが出てきた。

    プロテインを切らしてしまい、サプリ(亜鉛・鉄・ビタミン)とチョコ2粒でスタート。
    お昼は800kcalくらいのランチ。

    夜はエビのバター醤油焼き、お味噌汁、納豆キムチ。
    この日、久しぶりにしっかり出て少しスッキリ。

    もともと便秘体質だからあまり気にしていなかったけど、こういう変化もちゃんと見ていくのが大事だなと実感。

    【6日目】
    夜は飲みに行く予定だったので、昼はプロテイン20gだけで調整。

    夕方16時頃から飲みに出て、3軒はしご。
    それぞれ2杯ずつ飲んで、焼肉・サーモン・たこ焼きなど。

    いつもよりは食べていないはずだけど、食事量が少ない分お酒が回るのが早い気がした。
    21時には帰宅してそのまま就寝。

    【7日目】
    朝ははま寿司で5皿と茶碗蒸し。
    久しぶりにしっかり食べた感じ。

    お昼はプロテインにしたけど、ソイプロテインに変えたら合わなかったのか少し気持ち悪くなる。
    やっぱり体に合うものって大事。

    夜は豚肉のトマト煮込みを作って、軽く飲みに。
    帰宅は深夜2時で、おにぎりとしじみを飲んで就寝。


    4日目〜7日目は、体の変化よりも「気持ちの揺れ」が大きかった。

    ・効いているのか不安になる日
    ・食べられることに安心する日
    ・食べすぎたかもと気になる日

    それでも、前より「無理なくやめられる」「満足して終われる」感覚は確実にある。

    焦らず、このペースで続けていきたい。

  • マンジャロ開始1〜3日目のリアル|食欲と体の変化

    夜、マンジャロを打ってそのまま就寝。


    1日目

    翌朝、気になっていた副作用はほとんどなく、だるさや強い気持ち悪さもなし。
    ただ、よく意識すると軽い胃のむかつきは感じる。

    不思議だったのは、「何か食べたい」という気持ちがほとんどなかったこと。

    それでも食べないのはよくないと思い、朝はプロテインを飲む。
    少し気持ち悪さはあるけれど、プロテインくらいなら問題なさそう。

    この日は友達が家に来ていて、ピザやホットドッグを食べていた。
    でも、あれだけ好きだったのに不思議と食べたい気持ちにならず、そのままパス。

    16時頃、少しお腹が空いたような気もしたけれど、食べなくても平気だった。

    「お腹が空かなくて食べない人の気持ちってこういう感じなんだ」と、初めて少し理解できた気がする。

    気づけば水分もあまり取っていなかった。
    意識して1リットルは飲まないといけないなと実感。

    夜ご飯は、いつもより量は少なめだけど“普通の人くらい”には食べたと思う。
    ざるそば、パスタを少し、チョコレートやおかずを少しずつ。

    正直「結構食べてるな」とは思うけど、いつもと違ったのはすぐにお腹いっぱいになること。

    「もういらない」と思っているのに、残すのが嫌で食べてしまった感覚。

    お酒も4杯ほど飲んだ。
    飲みたい気持ちはそこまでなかったけれど、彼が飲むと言ったので一緒に。

    今までとは少し違う感覚の1日目だった。


    2日目

    朝から、意識すれば感じる程度の軽い胃のむかつき。

    前日にしっかり食べたせいかもしれないと思いつつ、朝はプロテイン。

    お昼はいつも通りのご飯を食べることができた。

    ただ、「食べたい」という欲求はかなり減ったと感じる。
    それでも、食べられないほどではない。

    夜は豆腐と納豆。
    今までだったら絶対にもう少し食べていたけれど、すんなりやめることができた。

    「もういいや」と自然に思えたのが印象的だった。


    3日目

    前日の夜に食事量を抑えたおかげか、朝は胃のむかつきもなくスッキリ。

    朝はプロテイン。
    お昼はしっかり食べて、約800kcalほど。

    夜はお味噌汁と豆腐、そして冷凍ラーメンを一口だけ。

    少しでもこってりしたものを食べると、胃がもたれる感じはある。

    でもそのおかげで、自然と食べる量が減っているのも事実。

    無理して我慢しているというよりは、
    「そんなにいらないかも」と思える感覚。

    少しずつ、自分の食欲が変わってきているのを感じた3日目だった。

  • 吉野山の桜/下千本から奥千本まだ歩いた春の体験記

    奈良県にある桜の名所、吉野山。
    ここは日本でも有名な桜のスポットで、山全体に約3万本のシロヤマザクラが咲く場所。

    山は「下千本・中千本・上千本・奥千本」とエリアが分かれていて、下から順番に桜が咲いていく。
    そのため、同じ日に行っても場所によって開花状況がかなり違うのが特徴。

    初めて行ったときは、ちょうどタイミングが合わず、まだほとんど咲いていなかった。
    「想像では満開だね」と冗談を言いながら歩いたのも、今となってはいい思い出。

    それでも毎年行きたくなるのが、この場所の不思議なところ。

    吉野山はとにかく広い。
    下千本から奥千本まで歩くと、想像以上の距離がある。

    特に奥千本までの道のりは、かなりの坂道。
    正直、体力に自信がある人でもしんどいと感じるんじゃないかなと思う。

    途中で何度も「まだあるの?」と笑いながら登ったのを覚えている。

    下の方でご飯を食べてから歩き始めたけれど、山を登っている途中で
    「景色のいいところでピクニックしたいね」という話になった。

    お店で食べるご飯もいいけれど、吉野山は景色が本当にきれい。
    荷物になることを覚悟で、お弁当を持ってきても楽しそうだなと思った。

    桜は、よく見るソメイヨシノのような鮮やかなピンクではなく、
    少し落ち着いた色合いの山桜。

    派手さはないけれど、山の景色に溶け込むような優しい美しさがある。

    そして何より忘れられないのが、坂を登り切ったときの爽快感。
    疲れはあるのに、なぜか気持ちがいい。

    「登り切った」という達成感と、山の景色が一気に広がる瞬間。
    それが吉野山の魅力のひとつだと思う。

    車で行ったときはかなり早めに出発して、近くの駐車場に停めることができた。
    ただ、桜のシーズンはかなり混雑するので、ゆっくり行くなら電車の方が気楽かもしれない。

    電車ならお酒を飲めるのも、ちょっとした楽しみ。
    たくさん歩いたあとに飲むお酒は格別。

    きっとその夜は、ぐっすり眠れると思う。

    毎年行っているのに、毎回違う景色を見せてくれる吉野の桜。
    また来年も、登りに行きたいと思う場所。

  • ささゆりの湯キャンプ場/予約なしで利用できる岐阜の温泉キャンプ場

    岐阜県にある「ささゆりの湯キャンプ場」。

    平日に何度か利用している、お気に入りのキャンプ場のひとつ。
    ここはフリーサイトが予約なしで利用できるのが大きな特徴で、先着順で好きな場所を確保するスタイルになっている。

    予約不要のキャンプ場は意外と少ないので、「思い立ってすぐキャンプに行きたい」という人にはありがたい存在。

    サイトは林間というより、学校の運動場や公園の広場のような開けた雰囲気。
    緑に囲まれたキャンプ場が好きな人には少し物足りなく感じるかもしれないけれど、その分空が広くて開放感がある。

    設備面も快適で、トイレはとても綺麗。
    そして何より嬉しいのが、温泉が利用できること。

    キャンプをしていると、どうしても体に煙や匂いがつく。
    そんなとき、すぐ温泉に入れるのは本当にありがたい。

    タオルは現地で購入することもできるけれど、少し薄めのタイプ。
    しっかりしたタオルを使いたい人は持参していくのがおすすめ。

    暖かい季節で人が少ない平日には、鹿が降りてきてこちらの様子を見ていることもあった。
    そんな瞬間も、自然の中で過ごすキャンプらしい時間。

    夜は焚き火を囲みながらお酒を飲み、パートナーとこれからの人生の話をした。

    これからこうしていきたい、という彼の話を聞きながら、
    その未来の隣に自分はいるのだろうか。
    支えていけるのだろうか。

    そんなことをぼんやり考えていた。

    でも気づけば、
    最初から最後まで完璧にハッピーじゃなくても、この人と一緒にハッピーを作っていけたらいいなと思っていた。

    …そのあとはお酒も進み、正直記憶はかなり曖昧。笑

    そんな夜も含めて、思い出に残るキャンプになった。

    自然に癒されて、温泉にも入れて、ゆっくり時間を過ごせる。
    思い立ったときにふらっと行きたくなる、そんなキャンプ場。

  • マンジャロを打つと決めるまで/体型コンプレックスと私の選択

    マンジャロを打つことに対して、きっと賛否両論あると思う。

    私自身も、かなり悩んだ。  

    友人や恋人に相談しても、返ってくるのは「やめた方がいい」という言葉ばかりだった。

    それでも、どうしても一度考えてみたかった理由がある。

    思い返すと、幼い頃からずっと体型にコンプレックスがあった。

    兄弟も両親もみんな細い。  

    そんな家庭で育った私だけが、少し大きかった。

    「なんで私だけ?」

    そう思う人もいるかもしれない。

    でも、私は生まれたときから兄弟より体が大きく、そしてよく食べる子だった。

    家族の中でどこか孤立していた私は、  

    食べることだけが、周りから認めてもらえる方法だったのかもしれない。

    みんなが残したご飯を祖母が見て悲しそうな顔をする。  

    だから私は一生懸命食べた。

    そうしているうちに、  

    いつの間にか「よく食べる子」と言われるようになった。

    小学生の頃には体も大きくなっていた。  

    といっても、今思えば標準くらいだったと思う。

    それでも、一番優しくしてほしかった両親や兄弟からは  

    「太りすぎ」と言われることが多かった。

    その言葉は、ずっと心に残っている。

    中学生や高校生の頃、一時的に痩せたこともあった。  

    でも、兄弟のように細くなることはできなかった。

    悔しかった。

    「努力が足りないんだ」と思った。  

    食べることに執着して、涙が出ることもあった。

    ただ、一度でいい。

    細い自分を見てみたい。  

    自分で自分を認めてあげたい。

    そう思って、たくさん悩んだ末に  

    マンジャロを使うことを決めた。

    この薬は本来、糖尿病の人のためのものだ。  

    間違った使い方だと言われることもあると思う。

    それでも私は、  

    「自分をもっと好きになるための選択」として使いたいと思った。

    ダイエットを誰かに勧めたいわけではない。

    ただ、自分を好きになる方法を  

    頭ごなしに否定されたくないと思っている。

    周りが何を言っても、  

    自分の人生を生きていくのは自分だから。

    覚悟と責任を持って、  

    自分の選択をしていきたいと思う。

  • 高千穂峡ボート体験/待ち時間と絶景レビュー

    宮崎県にある絶景スポット、高千穂峡。

    ずっと行ってみたかった場所のひとつ。
    今回のお目当ては、有名な「貸しボート」。

    高千穂峡のボートはとても人気なので、行くならネット予約がおすすめ。
    当日受付もあるけれど、私たちが行った日は朝10時の時点で3時間待ちになっていた。

    せっかく行くなら、事前予約しておくと安心だと思う。

    ボートに乗ってみると、目の前にはまさに絶景。
    切り立った岩の間をゆっくり進みながら、滝を間近で見ることができる。

    まるで写真の中に入り込んだような景色だった。

    午前中は空気も澄んでいて、光もきれい。
    この時間帯に行くのはかなりおすすめ。

    手漕ぎボートは彼にお任せ。
    私はのんびり揺られながら景色を楽しむ担当。

    一度挑戦してみたけれど、彼のほうが圧倒的に上手で、すぐに交代することに。
    こういうときは、得意な人に任せるのが一番。

    ボートを漕ぐ彼は、いつもより少し頼もしく見えました。笑

    インスタ映えする写真もたくさん撮れて、あっという間の時間だった。

    ボートのあとは、近くにある「ともえまる食堂」へ。

    ここも人気のお店だけれど、オープン10分前に到着したら駐車場にも停められて、待ち時間もほとんどなくすぐに入ることができた。

    今回頼んだのは
    ・高千穂牛炙り丼
    ・チキン南蛮

    どちらもかなり美味しかった。

    前日に阿蘇山で食べたものよりも、正直お値段も安くて満足度は高かった。

    お腹を満たしたあとは、「高千穂あまてらす鉄道」へ。

    列車はだいたい1時間間隔で運行している。
    一つ前の便の時間に行くと、次の列車の整理券がもらえる仕組み。

    空いていればすぐ乗れることもあるけれど、私たちは満席で乗れず。
    結果、1時間ほど仮眠タイムになった。

    朝から動いていたので、ちょうどいいエネルギー回復時間に。

    そして乗った列車から見える景色もまた絶景。
    高い橋の上を走る瞬間は、思わず声が出てしまうほどだった。

    高千穂は、自然に癒される場所。

    なかなか簡単に行ける場所ではないけれど、
    またいつか訪れたいと思える、素敵な体験になった。

  • 日本一の星空の下で、これからの時間を思う

    日本一の星空を求めて、阿智村へ。

    囲炉裏会席と樹氷の宿 不動温泉 華菱に宿泊した。

    夜の露天風呂から見上げた星空は、息をのむほど綺麗だった。
    雪景色の中に広がる無数の光。

    たまたま新月で、しかも快晴。
    こんなに条件が揃うことはなかなかないらしい。

    人工雪の上に寝そべりながら、ガイドさんの星の説明を聞く。
    見上げると、そこには本当に天然のプラネタリウム。

    「こんな星、初めて見たね」
    小さくそう言い合いながら、ただ空を見ていた。

    寒いはずなのに、不思議とその時間はあたたかかった。

    肩が少し触れる距離で、同じ星を見上げる。
    特別なことはしていないのに、
    ただ一緒にいる時間が、ゆっくり流れていく。

    これからも、こんなふうに同じ景色を見ながら、同じ時間を重ねていけたらいいなと思った夜だった。

    星は、何万年も前の光だという。

    今この瞬間に見上げている光も、

    遠い未来のどこかへ届いていくのかもしれない。

    あの夜の静けさが、

    これから先の私たちの時間にも、

    やわらかく続いていきますように。

    日本一の星空💫

  • ふもとっぱらキャンプ場で学んだ大人の選択

    平日でも人が多い、ふもとっぱらキャンプ場。

    予約は可能で、区画はないものの隣との距離は2〜3mほど。
    炊事場も整備されていて、設備面ではとても過ごしやすい。

    ただ、観光地要素も強く、客層はさまざま。
    キャンプを始めたばかりの人も多く、夜遅くまで話し声が聞こえることもある。
    正直、周りのキャンパーさんによって“当たり外れ”はあると思う。

    それでも。

    目の前に広がる富士山の迫力は、すべてを上回る。

    朝起きてすぐに見る富士。
    あの圧倒的な存在感。
    ただそこにあるだけで、来てよかったと思わせてくれる。

    少し遠いし、料金も安くはない。
    人も多く、完全に自然と一心同体になるのは難しい。

    それでも、また来たいと思ってしまう。
    富士山って、すごい。

    春(私が行ったのは3月)は特に注意が必要。
    春風と山風で設営はかなり大変。
    風速7m以上で焚き火禁止になることもあり、
    以前は強風でキャンプを断念して帰ったこともある。

    今回も風が強かった。

    私は正直、強行突破したいタイプ。
    せっかく来たのだから、と。

    でも彼は、
    「危ないし、今日はやめた方がいいかもね。
    楽しみにしてた気持ちもわかるけど、
    やめたら“次の楽しみ”になるんじゃない?」
    そう言ってくれた。

    悔しかったけれど、納得できた。

    そのあと、近くの観光地を調べてくれて、
    川沿いでBBQをしようと提案してくれた。

    楽しみにしていたキャンプ飯は、
    場所を変えてちゃんと叶った。

    風に振り回されるより、
    状況を受け入れて楽しみ方を変える。

    そんな選択ができる人って素敵だなと思った。

    そして、
    私もそんな提案ができる人になりたいと思った。

    完璧じゃない日も、
    選び方次第で、ちゃんと思い出になる。

    富士山の大きさと、
    人としての大きさを、少しだけ学んだ日だった。

  • 蔵王ロープウェイで樹氷を見た日

    −13℃の世界を、人生で初めて体感した。

    蔵王ロープウェイのチケットは、1週間前の深夜0時に販売開始。
    キャンセル不可のため、一緒に行く人のどちらかが確実に取らなければならない。

    土日だったからか、販売開始からわずか2分でほぼ完売。
    「当日並ぶと2時間待ち」という情報を見ていたので、どうしても事前に取りたかった。

    ここでひとつ注意。
    支払い方法はクレジットカードがおすすめ。
    PayPayなどだと承認のタイムラグで、決済途中に売り切れてしまうことがあるらしい。

    当日は、想像よりは並んでいなかったけれど、それでも1時間ほどは並んでいたと思う。
    乗り場も十分寒い。
    でも、本当の寒さは山頂に着いてからだった。

    並んでいる間、降りてくる人たちの顔がこわばっている理由が、上に着いてすぐわかった。

    想像を絶する寒さ。

    肌が出ているところは痛い。
    顔は、表情を動かすだけで痛い。
    風と雪で視界はホワイトアウト気味。

    きっと、天気・風・気温などいろいろな偶然が重なった時に、あの“完璧な絶景”が見られるのだと思う。

    それでも。

    初めて見たスノーモンスター(樹氷)は、圧巻だった。

    写真を撮りながら粘ったけれど、外にいられたのは10分ほど。
    それでも十分すぎるほど貴重な時間だった。

    装備はかなり万全にしたつもり。
    ユニクロの股引、裏起毛パンツ、極暖ヒートテック、無印のインナー。
    カイロ2つ。
    ニットにモンベルのダウン、その上にコート。
    スノーブーツとニット帽。

    それでも寒い。

    フェイスマスクを持ってくればよかったと本気で後悔した。

    想像以上に着込むことを、全力でおすすめします。